「なんで？」ってちゃんと聞いてみましょう
昨晩は、Repre（リプレ）でご成婚を迎えた会員様からお食事を誘っていただきました。
ご夫婦と僕の3人で、Repre（リプレ）の新企画会議もしながらワイワイ楽しい時間を過ごしてまいりましたよ。
幾度となくお話ししておりますが、やはり自分の気持ちをしっかり伝えるのは大事だなと。
人を嫌いになる時
「なんでこうしてくれないの？」
「なんでそういうことするの？」
って、あなたの期待に相手が応えてくれなかったり、あなたの意に反することを相手がした時に、その事を「なんで？」って思っちゃうじゃないですか。
そして、その気持ちを相手に伝えずに、勝手に相手のことを「この人ダメだ」って悪者にしてしまう、そんな時に人は人を嫌いになってしまうんです。
「なんでこうしてくれないの？」
「なんでそういうことするの？」
って思ったなら、「なんで？」って聞けば良いのに。
それを聞かないで相手を勝手に悪者に仕立てあげるのって、それってものすごくエゴイスティック。
あなたと相手は違います
一昨日のセミナーでも出ましたが、
あなたと相手は違うんです
考えてることも、考え方も、そこからはじまる行動も、行動しないというジャッジも、あなたと相手ではすべて違うんですから、「なんで？」なんてことは山のようにあるんです。
その「なんで？」でいちいち人を嫌いになったりしていたら、誰も好きな人なんてできないし、そんなんでいちいちイライラしていたら、誰もあなたのことなんて好きにはなりません。
「なんで？」って思ったら、「なんで？」って聞いてみたら良いんです。
分かってますよ。
聞いてみて、返って来る答えが自分の理想と違うのがイヤなんですよね？
自分の理想と真逆の答えを言われるのがコワいんですよね？
「なんでそこに置くの？」って聞いたら「別にどこに置いたっていいじゃん」とかキレられると、死ぬほどムカつくからですよね？
でもね、仕方ないんですよ。
あなたはそこに置かれるのがイヤでも、相手はそこに置きたいんですから。
なんでもかんでも、自分の理想や自分のものさしに、相手があてはまるわけがないんですから。
「なんで？」のやり取りを何度も繰り返して、「アッ、この人といると私ダメだわ」と思ったら、その時は離れればいいだけのことです。
そこで離れるのは、何にも言わないで相手を勝手に悪者にして離れるのとは、意味も内容もまったく違いますからね。
伝え方は大事
もちろん伝え方は大事。
何て伝えれば相手にちゃんと伝わるか、そういった思いやりはやっぱり大事。
思いやりをもって、相手に自分の想いを伝える。
意に反する答えが返って来ても、それはそれでしっかり受け止める。
想いを伝えることをせずに、相手を勝手に悪者だったりダメな人だったりに仕立て上げない。
これって、出会いを深めるうえでとってもとっても大事なことです。
僕はいつも、ご成婚間近の会員様から「相手はこの人で大丈夫か？」という相談を受ける時、
「嫌なことがあったらまっすぐ言ってみると良いよ」
ってお伝えしています。
イイところばかり見ようとするんじゃなくて、合わないところやイヤなところと、うまく折り合いがつけられる相手なら大丈夫だからって。（「『この人と結婚したい』と決断するための方法」）
その為に、ちょっとモメてみるのも良いと思いますよ。
「なんで？」って言いましょう
出会った相手とすぐにダメになってしまうあなた。
好きになれる人になかなか出会えないと思っているあなた。
それはね、
相手のイイところだけを求めているから。
相手のイヤなところを見るとすぐに目を逸らそうとするから。
してほしいことをしてくれない時や、されたらイヤことをされた時は、ちゃんと相手に「なんで？」って言いましょう。
でも、相手はあなたと考えが違うのですから、あなたの価値観を押し付ける「なんで？」じゃなくて、純粋に「なんで？」って。
その「なんで？」の返しが、どうしても受け入れられないものだったら、そん時は敬礼をしてサヨナラしましょう。
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