結婚相手は文系？理系？体育会系？それとも・・
2017/03/21
オー来た来た。
天気は悪いのに、鼻だけはムズムズしてきやがった。
体育会系ってどんな人？
体育会系って、いったいどんな人のことをいうのでしょうか？
ラグビー部出身で、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」みたいなスローガンを掲げている人のこと？
体育会系の剣道部で、教室の片隅に置いてある防具がむちゃくちゃ臭くてみんなから鬱陶しがられていた、内気な彼は何系？
理系とか文系って、いったいどんな人のことをいうのでしょうか？
何かに付けて答えを見つけたがる理屈っぽい人や、ことあるごとに「うぇ～い」みたいなテンションの人のこと？
数学は得意だったのに、なんか堅苦しそうで嫌だからって経営学部に入学し1年もたたないうちに中退しちゃった、僕は何系？
〇〇系みたいな言い方って、必要なくないですか？
人を紋切型に区分けしたがるのって、誰がなんの目的でするのでしょうか？
趣味は読書と将棋で、友達づきあいはかなり苦手なサッカー部出身もいれば、
後先考えず直感だけで動き、その場その場のテンションで乗り越えちゃうような工学部出身もいるでしょう。
人を、文系理系みたいな区分けをすることに、どんな意味があるのでしょうか？
男性は若い女性が好きなのか？
「普通は、年収いくらくらいを求めるのですか？」
「男性って、若い子を好みますよね？」
「僕みたいな条件じゃ、高望みは難しいですか？」
会員様から、こういった質問をいただくことが多々あります。
でも、そういう時いつも僕はこう答えます。
「一般的にはあるかもしれませんが、あんまり気にしない方が良いですよ」
って。
確かに世の中には、一般的にはとか、普通はとか、そういった傾向みたいなものや、おおまかな大勢みたいなものってあるとは思います。
ただですね、
それと、あなたがどうするっていうのは、あんまり結びつけない方がいいと思うんです。
結婚相手を探すのなら、なおさらそう。
そうやって、大枠で何かを判断しようとすると、一番大事なことを見失う様になります。
相手は100人いたら、100通りの行動や、思考や、理想があるもの。
出会った相手、そのひとりひとりにしっかり向き合っていくことが大事なのに、ついつい
この人は理系っぽいから、こう考えるだろう。
この人はこの歳だから、これを求めるだろう。
って、大枠で相手を判断しようとする人って、結構いらっしゃるんです。
それって、楽チンな発想ですよね。
確かに間違ってはいないこともあるかもしれませんが、人ってそんな「パターン」や「傾向」で区分けできるほど単純ではありません。
こちらから見たら明るく見えるけれど、横から見たら陰がさして見えたり、
今日は真っ直ぐだけど、明日はぐにょんぐにょんに曲がっていたり、
あなたの前ではものすごく活発なのに、仕事中はおそろしく地味だったり、
何が本当で何が仮なのかではなく、どれも本当でどれもその人自身なのです。
人って、枠や型で捉えることができるほど、単純な生き物ではないんです。
出会った相手としっかり向き合うこと
何かの縁で出会った相手がいるのなら、もっとしっかり相手を見てみましょう。
上っ面だけを感じて、「この人はこんな人だから」なんて決めつけるのはやめましょう。
そこにいる相手は、世の中の誰とも違う、唯一無二のお相手なんです。
あなただってそうですよ。
男性は若い女性が好きなんて傾向があっても、あなたにはあなたにしかない特別な美しさがあるのですから、そこで勝負をすればいいじゃないですか。
女性は年収の高い男性が好きなんて傾向があっても、あなただけが持っている不思議なパワーがあるのですから、それをどうやって伝えるのか考えましょうよ。
データや傾向を探るのも大事ですが、そこだけにこだわって行動したり、そこだけにこだわって相手を判断したりするのは、ものすごい手抜きです。
相手もひとり、あなたもひとり。
枠組みでは語ることのできない、特別な魅力をひとりひとり持っています。
もっと相手をしっかり見ましょう。
もっと自分をしっかり伝えましょう。
それでもあえて、僕が何系なのかを決めろと言われたなら、こう答えます。
「むらきだいすけい」
・・・大丈夫。
僕は大丈夫・・・。
どんなにすべっても、僕はまだ大丈夫。
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