結婚相手の性格を知ろうとするは、なぜ不可能か？
昨日は、暖かな午後の日差しの中、妻と息子と束の間のお散歩。
言葉では表現できない、楽しみとか、幸せとか。
相手はいったいどんな人なのか？
いつも優しい人なのか？ヤバい部分は持っていないのか？ずっと仲良くやっていけるのか？
出会った相手に対し、そんな不安を持ってしまうことはあるでしょう。
はじめはいい人だけど、結婚相手になってもそのままでいてくれるのか、不安を感じることもあるでしょう。
そんな時に、その答えを見つけようとする人がいるのですが、それちょっと違うかも。
相手はどんな人なのか？って、それは絶対に分からないことだから。
たとえば、
いつも穏やかそうに微笑んでいる目の前の相手。
そのお相手はいったいどんな人なのか？
結婚相手になっても、そのまま穏やかでいてくれるのか？
あなたが、相手の想いを受け止め、ちょっとくらい嫌なことがあってもピリピリせずに、あなた自身も穏やかに接していければ、そのお相手は、はじめのままいつも穏やかに微笑んでいてくれるでしょう。
ところが、
あなたが、相手の想いなど聞こうともせず、ちょっと嫌なことがあったら大声で罵り、あなた自身が相手に攻撃的に接したとなれば、そのお相手は、人が変わったようにあなたに凶暴な姿を見せるかもしれません。
つまりお伝えしたいのは、
相手はいったいどんな人なのか？
それって、もちろん相手の資質もありますが、あなたの接し方によっても変わってしまうということ。
どんな人にだって、喜怒哀楽はあるわけだし、その表現方法もバラバラだけど、どの部分をあなたの前で見せるかは、あなたの接し方によって決まるということなのです。
そりゃ、中には、誰に対しても暴力的だったり、誰に対しても攻撃的だったりする人もいますが、それはちょっとの期間一緒にいれば、はじめから分かる事。
「はじめはいい人だったのに、付き合ってみたら全然ヤバい人だった」
という場合、あなた自身が相手のヤバい部分を引き出すようなことをしていることもあるということです。
相手はいったいどんな人なのか？って、そんなの考えたって分からないし、その相手自身だって、自分がどんな人なのかなんてわからないでしょう。
僕は、もともと愛情深いほうではないし、その愛情を人にはらうようなことはなかなかしない人でした。
ところが、妻と出会い、彼女が無条件で人を愛する姿を見ているうちに、そしてその愛情の矛先が僕に向いていると感じた時に、僕の中に埋もれていた愛情がひょっこり顔を出してきたのです。
妻と出会ったことで、僕は愛情表現ができる人になりました。
人にしっかり愛情表現をする僕なんて、自分自身でも予想さえしていませんでした。
相手はいったいどんな人なのか？
出会ったばかりの段階で、そんなことを不安に思ってもどうにもなりません。
あなたがその相手とどう接し、どう向き合うかによって、相手の在り方は変わってくるということです。
相手に、最初の印象のまま良い状態でいてほしいなら、あなたが、最初の印象のまま良い状態でいたらいいのではないでしょうか。
相手を指して「この人、昔と全然変わった～」って。
いやいや、
変わったのは、あなたの方かもしれません。
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