村木の言うことを信じちゃダメですよ
最近、土日のお見合いのお引き合わせは、アルバイトのKWMRさんにお願いをしているので、僕が現場に行くことは少なくなっています。
ただ、
「頭で考えてるだけじゃあかんで、現場の空気吸わんといかんで、どんどん出会いの場に出ぇや」
僕がいつも会員様にそうお話をしているので(標準語で)、僕もなるべく時間を使って現場に出ていくようにしています。
そして、出会いの場の空気を肌で感じながら、会員様に喜んでいただけるサービスを考えていきたいと思います。
やっぱ、現場の空気を感じるのって大事ですよね。
僕の話を信じてはいけません
僕が、Repre(リプレ)を起ち上げて4年半。
会員様からご相談をいただいたり、会員様とお話をしたりする際に、いつも気を付けていることがあります。
それは、
「僕は答えを持ってはいないですからね」
ということを、会員様にしっかりご理解いただくこと。
すべてではありませんが、多くの会員様は、僕にご相談をいただく際に
「僕から答え(正解)を聞こう」
となさるんです。
現に、結婚相談所のカウンセラーさんとかで、「私の言うとおりにしなさい」みたいなアドバイスをする方もいらっしゃるそうで・・・。
そういった世の中の言い伝えなのか、困った時の答えを僕に求めてくる会員様が結構いらっしゃいます。
一見楽チンですよね。
会員様からすれば、分からないことがあったり困ったりすることがあった時に、「こうしなさい」っていう指示をもらえるのってすごく楽ですよね。
でもね~
それね~
違うんですよね~
とっても危ないんですよね~
だって、あなたがうまくやりたいのって、その担当者さんとじゃないですよね?
あなたがいい感関係を築きたいのは、出会ったお相手や、これから出会うお相手とであって、あなたの担当者さんとじゃないですよね?
でも、「こういう時はこうすればいい」「こういう時はこうしなさい」なんて言ってるのは、あなたの担当者さん。
なので、その人の言うことなんて、正解でもなんでもないんです。
その通りにしたって、うまくなんかいかないんですよ。
うまくやる方法なんてありません
結婚相談所の担当者がする話は、あくまでも傾向や対策です。
あなたがするべきことは、そういった傾向や対策も知りながら、それを元に
目の前にいるお相手をしっかり見て、
目の前にいるお相手のアクションを感じて、
ふたりにとって心地よい空気が作れるように、関係を築いていくこと。
はじめからいい関係が築ける方法なんかないし、
必ずいい関係が築ける方法なんていうのもありません。
出会ったばかりのふたりが、あうんの呼吸でお互いに満足しあうことなんてほぼありません。
相手のことを思って話しかけ、
相手の喜びそうなことを提案をし、
それに対する相手のリアクションを見ながら、また次の提案をしていく。
そうやって、お互いが思いやりを持って近づきあいながら、少しずつ心地よい空気を作っていく、それが関係を深めるとか、うまくやるとかいうことなのです。
出会ったばかりの相手と、うまくやる方法なんていうのが存在するわけではないんです。
ベストなデートコースもありません
先日、男性の会員様からデートコースの相談を受けました。
その男性会員様が僕にご相談をされた意図は、どうやらデートコースに「正解」みたいなものがあると感じていらしたようで。
結婚相談所で出会う相手と、はじめのデートをするのに最適なコースがあるような。
無いですよ、それは。
僕なりに一生懸命考えて、いろいろなご提案をすることはいたしますが、それが正解ではありません。
相手の女性のことを思って、かつご自身にも無理がないようなプランを、一生懸命考えるしかありません。
でも、それを提案したところで、必ず相手が喜ぶとも限りません。
それを実行した時に、相手が何を喜んでいるのか?何を不満に感じているのか?そういった相手の気持ちに丁寧に気を配り、その時感じたことを元に、また次のデートに誘ってみたらいいのではないでしょうか?
一緒に仲良く歩きながら話すのが楽しいのか、
デートではオシャレな靴を履きたいので歩き回るのはちょっとキツいのか。
ふたりで大声で元気に笑い合えるような空気感を好むのか、
落ち着いてじっくり話し合えるような環境を好むのか。
相手に気を配るのって、そういう簡単なこと。
それでも絶対の正解なんてないし、正解はひとつじゃないから、都度都度相手の気持ちに寄り添って考えること、そうやってふたりの心地よい空気感を作り上げていくんです。
いい関係になるということ
この話を会員様にすると、よく
「デートに慣れていないから分からない」とか、
「異性の喜ぶことなんて分からない」とか、
ついつい難しく考えちゃう方がいらっしゃいます。
お気持は分かるんですが、いざ「異性」と向き合うので緊張しちゃうだけで、それって人付き合い全般に言えることなんです。
会社の後輩を鼓舞する方法だって、
仲間内で旅行の計画を立てる時だって、
やり方に正解はないし、あなたの頭の中に正解はないし、相手の中にも正解はありません。
お互いが相手を思いやって提案をかさね、心地よい空気感がうまれた時に、それがその時の正解なんです。
人と人の関係を深めるのに、確かな方法はありません。
あの人への正解が、この人にも正解とは限りません。
はじめはぎこちなかったり、うまく噛み合わないことなんてあたりまえ。
それでも、お互いがお互いを思いやり提案し行動することで、少しずつお互いにとって心地よい空気感が作れるようになるんです。
ふたりで正解を探しましょう
相手の声をしっかり聞いて、相手の空気感をしっかり感じましょう。
そして、
あなたの思うことや、あなたの考えることも相手にしっかり伝えていきましょう。
歩いている目の前に、大きな水たまりがあります。
出会ったばかりのふたりは、その水たまりをどう避けて進むか、とてもぎこちない動きになります。
ところが、
長く付き合っていて、お互いの心地いい感じが分かっているカップルは、とても自然な流れでその水たまりを上手に避けるんです。
それが、心地よい空気感ということ。
異性との出会いにおいて、
はじめから正解を求めにいくのは無駄です。
正解なんて誰にも分かりません。
というか、お互いにも分かりません。
まずは、その時にできるベストを実行してみて、その時の相手の様子をしっかり見てみましょう。
それでまた、次の行動を考えて実行していきましょう。
そうやって、少しずつふたりの心地よい空気を探っていきましょう。
正解はありません
僕がするアドバイスは、あなたよりちょっと広い視野で見ている一般論であったり、経験値に元ずく過去の事例であったり、そこにちょっと僕の主観が入っていたり、そういうことです。
それを元に行動をするのは良いのですが、それが正解だと思って行動するのはやめましょう。
正解は、アドバイスをす僕の言葉の中にはなく、あなたの中にもなく、お相手の中だけにあるのでもなく、あなたとお相手とふたりで作り上げていくものです。
はじめからうまくいく人間関係はありません。
ぎこちないスタートから、相手を思いやり、自分の想いを伝え、ふたりでいい関係を築き上げていきましょう。
はじめのぎこちなさはあたりまえのことなので、最初からうまくやろうとは思わない方がいいですよ。
たまーにはじめからうまくいくこともあるのですが、それを求めていたら、いい出会いなんて針の穴を通すような確率になっちゃうので。
「こういう時はどうしたらいいんだろう?」
お困りの時は、いつもでお気軽にご相談ください。
僕のことは、便利に好きなだけ使ってください。
365日7:00~23:00まで、いつでもご相談ください。
経験と知識をもって、全力でお答えいたします。
でも、それは正解でもなんでもないことはご理解ください。
正解は、僕の言葉の中にはありません。
正解は、あなたの頭の中にもありません。
正解は、あなたとお相手とで、これから一緒に作り上げていくものなんです。
「婚活を少し休んで、みんなで楽しくご飯を食べましょう」が7/22からスタートします!!