人より劣る部分があるから結婚できない？
昨日は、法事でお休みを頂き秩父の街へ。
青い空、白い雲、家族の笑顔。
走るのが遅い息子
先日、妻からこんな話を聞きました。
「○○さんちの息子さんは、生まれたの1か月しか変わらないのに走るのがすっごく速くて、公園とか行くとビュンビュン走り回っているの。
うちの子、追いかけてるけど全然ついて行けないんだよね。」
2歳と8か月になる息子は、おそらく誰が見ても運動能力が高いとはいえない、のんびりとした男の子です。
けれど、うちの妻のすごいところは、運動能力の低い息子の姿を見たとしても、
「何か運動習わせた方がいいかな？」
とか
「うちの子このままで大丈夫かな？」
とか、そういった心配を一切しないこと。
なぜなら、
息子の運動能力が高くないことは充分自覚しながらも、語学力がとっても発達しておしゃべりが上手だったり、周りのお友達に優しく接することができる暖かい心を持っていたりする、そんな息子の素敵なところを知っているので、他の子より劣る部分があってもネガティブな感情はなく、「違い」としか感じていないからです。
ブスだと結婚できない
たとえばあなたがブスだったとします。
そして、現状良いお相手が見つかっておらず、結婚できないことを焦っていたとします。
そんな時、
「私はブスだからモテないし、結婚できないんだ」
なんて思っているとしたならば、それは大間違い。
あなたが結婚できないのは、ブスだからではなく、
「私はブスだからどうせモテないんだ」
と卑屈になり、本来持っている良いところを活かそうとしていないからです。
さきほどの例に話を戻すと、
息子の運動能力が劣ることを、僕に話す妻。
でもですね、
走るのがビュンビュン速いお友達の家では、そのママが旦那さんに
「村木さんちの子、すっごく言葉が上手なの。うちの子より、すっごく上手に喋るんだよ。」
って、話しているかもしれません。
もういちど話を戻します。
あなたは、人よりブスだという劣る部分に着目し、結婚できない理由を作りあげようとしています。
けれど、周りの人はあなたのことを
「いつも笑顔でステキ」
「周りの人に気遣いができてエライ」
「料理が上手でスゴイ」
って、あなたの魅力をうらやましく見ているんです。
自分の魅力が見つからない
そうすると
「私は、笑顔じゃないし、気遣いだって普通だし、料理なんてできないし」
とか、またすぐにネガティブ旋風を巻き起こす人がいますが、そういうことじゃありません。
あなたにはあなたの素敵な部分があるんです。
あなたにとってあたりまえなことが、他の誰かから見たらあたりまえのことじゃなかったりするんです。
あなたのあたりまえは、他の誰かから見た時に思いっきり魅力だったりするということです。
あなたは、自分の輝く部分に気づいていないだけ。
あたりまえでやっていることの中に、素敵な魅力があることを知らないだけ。
自分の魅力を表現しましょう
席を離れる時に、かならず静かに椅子をしまう丁寧な所作や、
どんな小さな横断歩道も、信号を守ろうとする生真面目なところや、
人が前に前に出ようとする時に、先に行かせてあげる控えめな性格などなど、
あなたがあたりまえでやっているその事は、周りの人からした時に、うらやましかったり、マネしたかったり、尊敬できたりすることなんです。
人と自分を比べて、劣る部分に過剰に反応し、「どうせ私は」なんて思うのはやめましょう。
人と比べて劣る部分なんていちいち気にせず、あなたの良いところを自信に思いましょう。
自信に思えるところが無いと思っても、あたりまえのそのことが、あなたの素敵なところだったりするのに気づきましょう。
自分と人を比較しちゃうのは仕方のないことですが、それはただの違いにすぎません。
人には得手不得手というものがあるだけです。
あなたの素敵な部分に気付いてくれる人はきっといます。
あなたの素敵な部分を上手に表現出来た時、あなたにはきっと良い出会いがみつかります。
会員様からご相談を頂くと、いつもこんな話をしています。
そして、あなたの素敵な部分を見つけお相手に紹介するのが、僕の役割りだと思っています。
無いものを嘆くのではなく、
有るものを喜んでいきましょう！！
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