出会いの場

目的にこだわりすぎるのはあぶない話

 

今日も、東京地方はいいお天気。

気は緩めず、けれど過剰になりすぎず、不安を正しく認識し、今できることを行動する。

将来、社会の教科書に載るような、歴史的な出来事に対面をしていることを理解し、そのうえでどう幸せな時間を築いていくのか。

幸せは向こうからはやってこないので、自ら構築し、つかみにいきましょう。

あちぃ、けど気持ちいい

東京 結婚相談所 Repre(リプレ)

昨日のブログで、「目的」をどこにおくか、というお話をさせていただいたのですが、このお話もうちょっと続きがあるのでお付き合いを。

目的にこだわりすぎると、いい出会いは遠くなるというお話です。

 

「いい出会いを見つける」ことを目的に異性と出会い、その先の結婚を目指すのが、一般的に婚活をしている人の考え方かと思います。

が、

これ、実はちょっとやっかいで危険な考えだったりするんです。

というのが、

「いい出会いを見つける」ことを目的に婚活をしても、みなさんご体感の通り、なかなかいい出会いなんか見つかるものではありません。

加えて、その先に結婚を見据えていたりすれば、なおさらその道のりは遠く感じ、不安を感じることになります。

 

なかなか目的は叶わず、その先にある目標を遠く感じた時に、多くの人はどうなってしまうかというと、目的のためにしている手段をやめてしまうんです。

甲子園に行ってプロを目指していた少年が、地区予選の決勝すらいけない年が続けば、卒業と同時に野球をやめてしまったり、

オーディションに合格をして歌手になることを夢見ていた少女が、何度も落ち続けていると、歌うことすらやる気がなくなってしまったり、

そんなことってよくある話です。

 

結婚を目指していい出会いを見つけに出会いの場に行っていた人が、何度行ってもなかなかいい出会いがないと、異性と出会うことすらツラくなってやめてしまう、

ありがちな話ですが、これってすごく残念なことですよね。

異性との出会いすらやめてしまえば、チャンスの芽は摘まれてしまうのに、目的がなかなか叶わない現実を見つづけているうちに、何もする気がなくなってしまうという。

 

なかなかいい出会いがないことなんて、みんな分かっているんです。

結婚相手なんてひとりしかいないことだって、分かっているはずなんです。

ただ、そこを目的にしていると、なかなかたどり着かない現実を悲観し、なかなかたどり着かない自分に自信をなくし、人と出会うことすら億劫になってしまうことがあるということです。

 

プロになれなくても、そのままずっと野球をしている人もいます。

歌手になれなくても、歌うことを続ける人もいます。

その人たちがやめない理由はただ一つ、

プロになることは目的だったけど、それよりも野球をすることが楽しいから、

歌手になることが夢だったけど、歌うことが何よりも好きだったから。

そうやって、野球や歌を続けていれば、いつかまたチャンスがやってきたり、別の新しい目的が見つかったりもするものです。

そして、実は

プロになる人って、やっぱり野球が好きな人が多いし、

歌手になる人って、歌うことが好きな人だったりするんですよね。

 

話を戻しますが、

いい出会いを見つけて結婚をするために異性と出会っている人って、なかなか結婚ができなければ、異性と出会うのをやめてしまったりすることがあります。

疲れてしまう気持ちも、やるせなくショックな気持ちもわかるのですが、それって目的の置き方に無理があるからではないでしょうか。

それをやってしまうと、結婚はほぼノーチャンスになってしまうので、やっぱり異性との出会いは続けていただきたいんです。

なので、そんな時に考えていただきたいのが、

いい出会いを見つけることを目的にして、それが叶わないと残念な気持ちになってしまうのではなく、異性と出会うこと自体を目的にしてみてはいかがでしょうか。

そこに何があるのかとか、それ自体にメリットがあるのかとかそういうことじゃなく、日常では出会うことのない異性にたくさん会ってみる。

なにかの縁で出会った相手については、その人が自分の結婚相手かどうかとかそういうことじゃなく、とにかく楽しい時間を過ごすように心がけてみる。

そう、

プロになるとか、歌手になるとかそういうことじゃなく、純粋に野球を楽しんでやって、歌うことに喜びを感じてみるように。

それを続けていれば、いつか目的は叶うかもしれないし、当初抱いていた目的とは違う新しい目的が見つかることもあります。

 

なんか

話があっち行ったりこっち行ったりしてしまいましたが、僕が言いたいのはこれだけ。

婚活を頑張るのはいいことだと思うのですが、いい出会いを見つけることを目的にすると、その目的はなかなか叶わないからいつか息切れをします。

そうじゃなくて、異性と出会うこと自体を目的として、まずはどんどん楽しく異性と触れ合いましょう。

普段知り会わないような異性といっぱい会って、いろいろな文化や価値観を知って、それを楽しんでみましょうよ。

異性と出会うということ、それが目的で十分いいじゃないですか。

で、異性と出会うことを続けているうちに、気づいたらいい出会いがあったり、そのまま結婚することもあるのですから。

 

目的を困難なところに置くと、一時的にやる気にはなるのですが、それが叶わないと分かったり、叶わない時間が長くなったりすると、目的を目指さなくなるどころか、目的のために頑張っていることもすべてやめてしまうことがあります。

なので、

目的を持ったり、目標を掲げたりするのもいいのですが、そこを目指して進むのではなく、その目的のために必要になることを、楽しんで一生懸命やてみたらいいのではないでしょうか。

目的だけを見てがむしゃらに進むのと、目的のための手段を楽しんでやるのとでは、目的までの息の続き方も違うし、息が長く続くから目的も達成しやすくなりますし。

 

僕がサラリーマン時代、会社に言われる数値目標って、あれ苦手で嫌いだったんですよ。

だって、そこを目的にすると、仕事だってつまんないし、心がトゲトゲするし、つまんなくてトゲトゲするから、顧客に喜んでいただけないし。

顧客に喜んでいただく、それだけを楽しんで一所懸命やれば数値なんて自ずと上がるし、一時的に落ちることがあっても、心折れずに継続をすることができるので、結果最後には目標は達成します。

目標目標って、そればっかしか見ていないと、余計に目標は達成しないし、仮にしたとしてもそれは一時的だったりするし。

婚活をして、結婚をするという目標は達成したけど、そこが目標だったのでそのあとが続かずにすぐに離婚しちゃうみたいな。

 

いい出会いを見つけることも、そこから結婚につながることも、希望として持っているのはいいことです。

ただ、

そのためには、異性と出会うこと。

出会った異性と、いい関係を築くこと。

まずはそこを目的にしてみると良いと思います。

目的の置き場所を誤らないように、今一度振り返ってみてください!!

 

 

 

 

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