結婚するかしないか、選択をできるという恐怖
まだまだ寒い日が続きますが、健康に気を付けてウキウキの春をお迎えください。
いろいろ思い通りにならないこともあるかと思いますが、探せば楽しいことっていっぱいありますからね!!
早朝の新宿東口より。
結婚するかしないか
結婚するか、結婚しないかは自由です。
ほんの30年前は、生涯未婚率男性3.9%:女性4.3%。(1985年厚生労働白書)
盲目的に、もしくは生きていくために、男女が支え合って生活をするという意味での結婚がある意味必須でした。
しかし、最新の生涯未婚率は、男性23.5%:女性14.2%と飛躍的にアップ。(2015年国勢調査)
経済的な自立やライフサポートの充実などで、結婚をしないでも生きていくということに問題はなくなっていることが主な要因でしょう。
この生涯未婚率は、今後まだまだ上がっていくものと予測されています。
自由という名の選択
ただ、ここで注意をしないといけないのが、自由であるということはイコール選択が必要になるということ。
結婚をするかしないかは、今後さらに自由になっていくと思いますが、自由であるということは別の見方をすれば、すべてのことを自分の意志で選択していかないといけないということです。
盲目的に結婚をしていたころは、あたりまえのように結婚して、あたりまえのように子供を作って、頑張ってマイホームを建てるために一生懸命働く、みたいな流れに何も考えずにのっていけば良かったし、そこを目指していけば良かったかもしれません。
けれど、今はその「あたりまえ」があたりまえでは無くなっているのですから、何を目指して、どっちに進み、そのために何を実行していかないといけないか、それらをすべて自分で選択をして決めていかなくてはいけないんです。
ところが、
自由を主張しながらも、選択をせずに社会の流れにのっかっている人の多いこと多いこと。
これだけの自由がありながらも、会社に属していることに安心を覚え、そこで働くことの意味も考えずにただ漠然と言われるがままのことをしている人の多いこと多いこと。
自由が欲しいと言いながら、みんなと一緒に大学を出て、みんなと一緒に就活して、みんなと一緒に鬼畜になって。
そんな、「囚われの身」を思いっきり心地よさそうにしている人はたくさんいらっしゃいます。
そういう状態が心地よい人は、あんまり無理に自由を楽しもうとしない方がいいでしょう。
「みんなと同じ」とか「普通」というのにのっかっていった方がいいと思います。
だって、変に自由を手に入るとそこには選択が待っているので、それ自体がかなり苦しい状況になりますから。
結婚をすれば、そのパートナーを大切にし、新しい命が宿ればみんなで協力をしあいながら生きていくというカタチが、必然となってきます。
けれど、
結婚をしないと、自分がどこを目指して進んでいくかを決めながら、どんな人とどんな風に付き合いを深めていくかを考え、そのためにどんな風に行動していくのか、それらをひとつひとつ選択しながら決めていかないといけないのです。
どちらが良いとか悪いとか、そういったものはありません。
何が正解で何が不正解なのか、そんな答えもありません。
人には得手不得手がありますので、どういった行き方が良いのかはわかりません。
ただですね、
自由ではいたいけれど、選択するのは嫌
この考え方だけは、やめた方がいいと思います。
選択をするのが嫌だと思っている人は、ある程度の自由は手放して、「みんながしようとしていること」「普通のこと」っていう生活を選んで行った方が良いと思うんです。
だってそうしないと、どんな自由を与えられたって、その中でどうやって動いて行けば良いか分からなくなっちゃいますから。
選択をするというストレス
みんなが行ってるから、ぼちぼち頑張って大学行って。
みんながしているから、暑い中お揃いのスーツ着て就活して。
そういった行動が自然だと思う人は、
結婚生活にちょっとした不自由を感じたとしても、そこにはのっかっておいた方がいいでしょう。
あの頃のように特に考えなく受験して、特に志しなく就職して、そんな風に結婚してしまった方が楽チンだと思います。
何を選択するかよりも、みんなと同じことをしていた方が楽チンだと思う人は、早いうちに結婚したほうがいいんです。
いくら生涯未婚率があがっているからって、やっぱり結婚している人の方が圧倒的に多く、結婚していることが「普通」なのですから。
自由を謳歌して、そのままイキイキと過ごしていける人っていうのは、自分で選択をしていくことが好きな人なんです。
みんながどうしているかじゃなく、今自分にとって何が必要かを考え、そこに向かってまっすぐ実行できる人なんです。
そういう人は、結婚するか結婚しないかを自由に選んでも、その後の過ごし方をいろいろ選択しながら、元気に進んでいくことができます。
けれど、
選択が苦手な人は、変に自由を手に入れてしまうと、それ自体が苦痛でありストレスになるので、そこはちょっとの自由を捨ててでも、みんなと同じを選んだ方がいいと思います。
どちらかに誘導をしたり、どちらが正解かを問おうとしているわけではまったくありません。
ただ、
自由を手に入れるということは、それだけの選択を強いられということ。
その選択が苦痛になる人は、自由は手放してしまった方がいいということ。
でも、
自由を手に入れるのか、手放すのか、そこもまた選択だったりするんですけどね(笑)
とにかく、選択をし続ける覚悟が持てない時は、あまり楽チンな自由に流れない方が良いですよ。
独身という自由に、後になって恐怖を感じているお客様の話を、毎日本当にたくさん伺うんです。
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