出会いがない

長い階段を嫌だと思う人にはいい出会いがない理由

 

980円といえば980円にも見えるし、12,000円といえば12,000円にも見えるデッキシューズ。

物の価値って、それ自体の価格や品質による違いではなく、誰がどういう想いでどう使うかによっても変わるもの。

1,000万の時計があっても、する人がすると超カッコいいし、そうじゃないとものすごく下品に見えるし。

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長い階段があって、その階段を昇らないといけないとします。

 

もし、あなたが筋トレ好きのトレーニングマニアだったとしたら、あなたは階段を昇ることの負荷を楽しんでさえいるでしょう。

さらに、どういう昇り方をしたらどこの筋肉にはたらきかけるのか、なんてことまで工夫しながら階段登りを楽しむのではないでしょうか。

ところが、

もし、あなたが運動なんて大嫌いで不摂生ばかりしている人ならば、あなたは階段を昇らなくてはいけないことが苦痛にしかならないでしょう。

それだけではなく、そんな長い階段を上ることに不満タラタラで、エスカレーターが無いことに怒りをおぼえているかもしれません。

 

「長い階段」

それ自体には、価値も無ければ問題もありません。

それを、価値と置き換えることができるか問題と捉えてしまうか、それは階段が決めることじゃなく、あなたが決めることです。

 

ひとつ言えるのは、

いろいろな目標を持って生活を送っていたり、いろいろな楽しみを持って人生を送っている人は、向き合うものを価値に置き換えることがしやすいですが、

目標もなく淡々と生活をしていたり、変化をすることを疎みチャレンジを嫌う人は、環境の変化や新しい取り組みを面倒な問題と捉える傾向はあります。

 

これは、人との出会いも同じこと。

人と共に成長することを知っていたり、人との出会いを楽しもうとする人は、どんな相手が現れても「この人とどうやってうまくやるか」というスイッチが入りますが、

人との出会いを面倒がり、自分の在り方にこだわり続ける人は、余程自分に都合の良い相手が現れない限り「この人とはうまくやれない」とすぐに拒絶をしてしまう傾向にあります。

前者の「相手」と、後者の「相手」は、同じ「相手」だったとしても、向き合うあなたの思考が違うだけで、その関係性は変わるということです。

 

人と良い関係を築くことが大切で、その延長線上にいい出会いがあると思っている人は、余程のことがない限り出会った相手と良い関係を築こうとするけれど、

人と合うか合わないかだけにこだわり、「今好きじゃない人はみんな嫌いな人」なんて思っている人は、かなりの奇跡が起きない限りは良い関係を築ける相手は見つからないでしょう。

 

先日の記事にも書きましたが、いい人とか自分に合う人なんて人はどこにもいないんです。

相手にいい人でいてもらうあなたがいるか、相手と合わせることのできるあなたがいるだけ。

そんなあなたに、いい出会いがあるということです。

 

簡単にいうなら

いいと思えばいいこといっぱいあるし、

いやだと思っていればいやなことばっかりだし、

っていうことですね。

 

 

 

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