結婚するには

アラフォーで結婚するのに大事なこと

 

ずいぶんと前のことですが、明石家さんまさんのインタビューで

「腹を立てる器でもない。そんなに偉くない。腹立って怒りたい人は偉いと思ってんねやろ、自分のこと」

なんてお話をされていました。

人によって受け止め方は異なると思いますが、大枠でいうと僕もそう思います。

偉いとまでは思っているか分かりませんが、

「自分が正しくて相手が間違っている」

もしくは

「自分は普通だと思うことを相手はやらない」

みたいな、そんな時に腹を立てたり怒ったりというのはあると思います。

東京 結婚相談所 Repre(リプレ)

人と自分は違うとか、

一般的とか常識なんていうのも人によって違うとか、

何が事実かだって見る角度や方向によって違うこともあるとか、

そんなことは、僕が言わなくたって大人なら誰しもが分かっていること。

けれど、

やっぱりその「違う」ということを受け入れたり、折り合いをつけたり、受け流したりなんていうのがうまくできずに、イライラしたりしてしまうものです。

 

この、「違う」ということをうまく処理するのって、腹を立てるとか怒るとかそういうことに繋がるだけじゃなく、初対面の相手との出会いの場でもいえること。

こと、年齢を重ねてから新しい人と出会うと、そこにある「普通」なんていうのは面白いぐらいみんな違って、その違いをうまく処理できなければ、出会った相手と良好な関係を築くことは、まぁまず不可能ではないでしょうか。

違うということにいちいちイライラピリピリしていたら、違わない人としかうまくはやっていけず、けれど自分の思考や言動や習慣と違わない人なんてこの世にはいないわけで。

 

朝起きてから夜寝るまで、日常のあたりまえの行動体系。

嬉しいことがあった時の喜び方や、イレギュラーがあった時の向き合い方。

大事な局面で何をえらび、何を捨てるかの選択。

生きているうえでは様々なジャッジをしており、1日の中でも数万回のジャッジをしていると言われています。

そういったジャッジの積み重ねで、自分の中にある「普通」や「常識」はできあがってきて、歳を重ねれば重ねるほど、その「普通」や「常識」はガチガチに固まってくるものです。

 

それら、ガチガチに固まったまったく違う「普通」や「常識」を持った相手と一緒になろうとするのですから、あなたの「普通」や「常識」なんて相手には通用するわけがありません。

そういった違いをうまく処理をするのが、人間関係を築くということであり、結婚をするということであり、結婚生活を送るということです。

なので、これはもう断言になりますが、

特にアラファー世代の人が、結婚をするのに大事なことは

出会った相手を許容できるか

それに尽きると思います。

 

「妥協する」なんていう上から目線をすれば、あなたのその偉そうな態度は嫌われますし、

「諦める」なんていう放置をしてしまえば、長く一緒にいる中で歪みがでてくるでしょう。

違いをうまく処理するというのは、相手に妥協するでもなく、相手を放置するでもなく、あなたの意志で相手を許容すること。

これができる人は、新しく出会った相手といい関係を築きやすくなりますし、これができない人は、どれだけ出会いを重ねてもなかなかいい出会いを見つけることは難しいでしょう。

 

なーんて分かったような口をきいていますが、

僕なんかは、結婚をするときに圧倒的に許容してもらいましたし、結婚生活でも許容をしてもらっている側なので、いつも妻には負担をかけっぱなしです。

僕みたいな、唯我独尊で身勝手な男でも結婚ができたのは、それを許容してくれるたった一人の女性と出会ったからだと思います。

結婚生活10年になる今でも、いつも嫌な顔ひとつせず一生懸命僕を受け入れようとしてくれるし、嫌なことは流そうと懸命に頑張っているし、本当に頼りになる素敵な女性です。

こんなメッセージをバレンタインデーの日に流す僕は、まだまだ妻に恋をしているのだと思います。

 

 

 

 

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