「親がダメだって言うから」って言っちゃう人
ジムに行くのを自粛している今、日々の街歩きをお盛んに。
今までにない行動をすると、そこには新しい気づきがいろいろあるものです。
街を歩いていると、主に飲食店の軒並みに、営業の自粛や営業時間短縮のメッセージが書かれているのを頻繁に目にします。
その時に、
ほんの些細なことではあるのですが、そのメッセージの文面を見て気になることがあるんです。
それが
「都の要請により、営業時間を短縮しております」
っていうやつ。
これ、なんとも思わない方もたくさんいらっしゃると思うのですが、僕はどうしても気になっちゃって。
営業自粛をしたり、営業時間を短縮しているのって、都が要請しているからなんですね。
お店の経営者としてどう考えるかではなく、都が要請をしているから決めているんですね。
ならば、極端な言い方になりますが、
感染症が拡大をしても、都が何も言わなかったら営業はそのままするということなのでしょうか?
う〜ん、うまく伝わるかな?
もうちょっと言い方を変えると、自分のお店をどうするかっていうのを、経営者である自分が判断をするのではなく、「都が言うから」っていう理由にしちゃうのがなんとも残念ということ。
もちろん、都内で開いているお店ですから、都の指針を元に判断をするのは必要かと思います。
でも、
それを自身の大切なお客様に対して、「都が言うんですよ〜」っていう言い方って、ぜーんぜん心に響かないというか。
たとえば、
あなたがお付き合いをすることを決めた相手がいます。
その相手と旅行に行こうかという話になっていたのですが、ある時に
「うちの親が、『まだ付き合いたてで旅行は早いだろう』っていうので今回はやめたい」
って言われちゃったら、あなたはどう思いますか?
旅行がまだ早いと思うなら、それはそれで仕方ない。
一度決めたことを、やっぱり後で違うと思うこともある。
でも、
「親が言うから」って理由にされちゃうと、それまっすぐあなたの心に届きますでしょうか?
今日のお話は、ちょっと前の記事の答え合わせになります。
4月5月と、外出自粛でなかなか会えなかったお相手に、
「緊急事態宣言が解除されたので、食事に行きませんか」
っていう誘い方をすると、
「そういうことじゃないですよ」
って呆れられることがあるのでご注意を。
これ、結構お問い合わせをいただきました。
「何がダメなの?」って。
あなたが相手とデートに行かなかったのは、相手があなたとデートをしなかったのは、緊急事態宣言が出ていたからでしょうか?
もちろん、それが理由のひつとではあるのですが、それだけの理由で会っていなかったわけじゃないですよね?
あなた自体が感染を懸念しているからであったり、デートという外出をすることで相手が感染をしてしまうことを心配しているからではないでしょうか。
あなたや相手が感染をすることで、仕事に支障が出たり、ご家族にご迷惑がかかったり、そういった背景にも配慮をして決めたことではないでしょうか。
なので、
「国がオッケーって言うからいいでしょ」
という誘い方は、そこにあなたの思いも、相手への配慮も何もないということになってしまいます。
「親が行くなって言うから」
って、そんな人任せの理由を相手にぶつけたら、相手の心には届かないですし、場合によっては「そんな理由で?」って不信を感じられてしまうことがあるのと同じ感じです。
「緊急事態宣言が解除されたので、食事に行きませんか」
って、なんとも思わない方もいるのはいるのですが、それはちょっと雑な誘い方だと思う方もいます。
そんな雑な誘い方で、相手から不信感を持たれるのは残念なこと。
緊急事態宣言が解除をされたけれど、相手はあなたとのデートに懸念はありませんか?
お相手の生活やご家族への配慮をすることはありませんか?
「国がオッケーって言うからいいでしょ」っていうことじゃなくて、
相手への配慮を全力でして、あなたの気持ちも持って、そのうえで「どうして行きましょうか」というのを相談しながら、デートに誘っていくことが大切なのではないでしょうか。
冒頭のお話に戻ります。
「都の要請により、営業時間を短縮しております」
って、自分が運営をするお店で、自分の大切なお客様と向き合って、それなのに「都がそう言うんで〜」って、そんな言い方しちゃうのって、人のせいっぽくてなんかがっかりしちゃうんですよね。
僕が経営者だからなのと、細かいことをネチネチ気にする性格であるからなのと、どちらもあるのですが、なーんか張り紙を見ていて
「あなたはどう思ってんの?」
というのがモヤモヤと心にひっかかるというお話でした。
自分の身の回りで起きていることは、自分の責任です。
自分と相手が向き合う時は、相手の想いに配慮をし、そこに自分の想いを掛け合わせて、一緒に組み立てていくことが大切です。
人の意見を聞くことも大事、状況にに合わせて考えることも大事なのですが、何に対しても明確な答えはありません。
昨日の常識が、今日のあたりまえとも限らないのが、今の時代です。
だからこそ、
自分で考え、自分の想いを持って、相手の想いもしっかり聞きながら、一緒に答えを作り上げていく、そんな向き合い方が大事なのです。
くれぐれも、自分の行動を、自分と相手の行動を、他の誰かに責任を押し付けないようにだけは注意しましょう。
経営者さん、
あなたのお店を閉めるのは、都が決めたことでも、国が決めたことでもなく、あなたが決めたことですからね。
その想いを伝えた方が、きっとファンの理解は得られると思いますよ。
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