あなたがモテない理由
「自分のことを分かってほしい」「自分のことを理解してほしい」
それが身近な人に対してでも、出会いの場で初対面の人に対してであっても、大なり小なりそう思うのではないでしょうか。
自分を受け止めてほしいという思いは、誰でも心のどこかに持っているものです。
とすると、
あなたが思っているのと同時に、相手もその思いを持っているのは間違いないでしょう。
出会いの場で、初対面の相手に対し、自分の話を思いっきりしまくる方がいます。
どちらかというと男性に多いのですが、
「自分はこんなことをしている」
「自分はこんな背景を持っている」
など、自分アピールがすごかったり、もっとエスカレートすると
「自分は結婚相手にこんなことを求める」
「自分はあなたにこうあってほしい」
なんていう、自分の希望や理想まで相手に伝えてみたり。
自分を理解してくれる人と出会いたい、自分の理想を叶えてくれる人と出会いたい、だから目の前にいる相手がそれにヒットするのかを、一生懸命知ろうとしてしまう人がいるんです。
でもですね、
あなたがそう思う気持ちは分かるのですが、相手だって同じことを思っているんです。
相手だって、あなたが「自分を理解してくれる人なのか」「自分の理想を叶えてくれる人なのか」を知りたいと思っているんです。
なのに、そんな相手の話を聞こうともしないで、自分の思いや理想をガンガン話してしまう、そんな人がたまにいらっしゃいます。
「相手が自分の理想を叶えてくれるのか」
そこを知ろうとしている限り、あなたが出会いの場で相手から受け入れられることはないでしょう。
そうではなくて、
あなたが相手の理想を叶えることができるのかを知るために、
「相手ははどんなことをしているのか」
「相手はどんな背景を持っているのか」
をどんどん聞きにいって、もうちょっと聞いても相手が辛くなさそうなら
「相手は結婚相手にどんなことを求めるのか」
「相手はあなたにどうあってほしいのか」
なんていう、ちょっと突っ込んだ理想を聞いてみたらいいのではないでしょうか。
あなたの話をバンバカするのではなく、相手の現状や理想を聞きに行って、それに対して自分は何をできるのかを話したほうが、相手から見たあなたの印象は良いと思いますよ。
営業マンとお客様でも同じ。
お客様の話を何も聞かずに、「うちの商品はこんなにスゴイんです」「あなたにこんな力になれるんです」なんてことをベラベラしゃべる営業マンは、まったく売れないんです。
まずは、お客様が何を困っていて、何を求めていて、今どういう状況にあるのか。
それらを一通り聞かせていただいてから、それから「ならばこの商品が」というススメ方をすれば、お客様はリアルに購入のイメージをして、検討をしていただけることでしょう。
出会いの場で、相手が探しているの結婚相手であって、「あなた」ではないんです。
なのにいきなり、売れない営業マンみたいに「あなた」を売りに行ったら、相手はその場から離れることしか考えないですよ。
婚活を頑張っているのに、なかなかいい出会いがないあなた。
いいなと思う相手はいても、なかなか相手から好かれないあなた。
出会いの場で初対面の相手と向き合った時に、
相手が何を求めているのか知ろうとしていますか？
相手が今どういう状況にあるのか見ようとしていますか？
それが分からないまま、自分の話をしているから、だからあなたはモテないんだと思いますよ。
1/23（木）19:30「僕んち」初対面の相手と沈黙ナシで喋れる方法
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